土山学区散策

Tsuchiyama map

①田村神社(北土山)

かつて高座大明神、田村大明神と呼ばれていました。主祭神は征夷大将軍坂上田村麻呂、倭姫命、第52代嵯峨天皇の御三神。平安時代の812年嵯峨天皇の勅願の宮として建立。安藤広重の東海道53次之内「土山・春の雨」の絵は田村永代板橋を田村川の東から描いたものです。又、毎年2月17日、18日、19日の3日間厄除大祭が行われ、「厄豆落し」などの神事に多くの参拝者が訪れます。
田村神社のホームページはこちら
(1)名称:田村神社(たむらじんじゃ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山469
(3)電話:0748-66-0018

②永雲寺(北土山)

801年坂上田村麻呂の開創。もと来福寺と言い北土山高座にありました。江戸初期に京都の円源和尚により永雲寺として再興。安置されている仏像は県指定の重要文化財で平安後期の造像とされている木造聖観音立像、来福寺の本尊薬師如来像、田村神社内「神宮寺」より遷座した千手漢音像など。土山の特産物であるお茶の生産を推進したのは当寺の天領和尚。2009年本堂再建の際、茶室「蓬莱庵」を建立しました。
永雲寺のホームページはこちら
(1)名称:永雲寺(えいうんじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山1808
(3)電話:0748-66-0017

③常明寺(南土山)

起源は古く奈良時代43代元明天皇が先帝であった文武天皇の御供養のため七堂伽藍を備えた大寺院を五瀬に建てられ、瑞宝山常明寺と名付けられました。その後、南北朝時代まで五瀬にありましたが、老朽が激しく1349年京都の九条経教が鈍翁了愚という僧に命じて再興させたと伝えらています。その時代に南土山に移され、江戸時代の延宝年間に現在の場所に本堂が建立されました。
(1)名称:常明寺(じょうみょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町南土山甲531
(3)電話:0748-66-0030

④道の駅「あいの土山」

道の駅「あいの土山」
平成5年滋賀県では最初に建設省の登録を受けて、8月にオープンしました。パーキングオアシスとも云い、休憩所・食堂・トイレを設置し、特産品や地元のとれたて野菜を販売しています。また周辺の情報や歴史街道の情報発信基地として、旅の楽しみを広めています。抹茶ソフトクリームは自分でカップインでき、大人気のメニューの一つです。
道の駅「あいの土山」のホームページはこちら
(1)名称:道の駅「あいの土山」(みちのえきあいのつちやま)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山2900
(3)電話:0748-66-1244

⑤東海道伝馬館

2001年に開館した東海道関連の資料館です。1601年に徳川家康から各宿場に対して馬と人足を常備し、宿駅と次の宿駅の間を人や荷物をリレーして運ぶようにと御触れがありました。これを伝馬制度と言い、それを差配する役所を問屋場と言います。伝馬館内には問屋場が再現され、また土山宿のジオラマ、京人形による大名行列、東海道各宿の名物の食品模型、それに広重の絵の盆景などが展示されています。また茶染め体験もできます。
東海道伝馬館のホームページはこちら
(1)名称:東海道伝馬館(とうかいどうてんまかん)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山1570
(3)電話:0748-66-2770

⑥土山本陣跡

土山本陣跡
本陣とは江戸時代に将軍、大名、幕府公用人、貴人などの宿泊のために各宿場にて指定された家のことです。土山宿では土豪であった土山家が1634年に指定され、以後236年間本陣職を勤めました。玉座をはじめ多くの貴重な資料が保存されていますが、中でも休泊者16,370名の名を記した宿帳が残されていて明治天皇、勝海舟、松平容保、篤姫など歴史上有名な人物の名も記されています。
(1)名称:土山本陣跡(つちやまほんじんあと)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山1628
(3)電話:0748-66-0007(個人宅のため要予約)
(4)入場料:300円(団体250円)

⑦平成万人灯

国道1号線沿いに聳えたつ自然石としては日本一の大きさを誇る石灯籠です。1991年に「ふるさと創生事業」の資金を使って建てられたもので素材は岐阜県恵那郡で流出、高さは9.33m、重さは156.8tもあります。土山を往来する人々の安全を祈願するもので、夜にはライトアップもされます。モチーフになったのは鈴鹿峠にある金毘羅大権現常夜灯、通称万人講灯籠と呼ばれる江戸時代の大きな石灯籠です。
(1)名称:平成万人灯(へいせいまんにんとう)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山

⑧土山歴史民俗資料館

土山歴史民俗資料館
あいの丘文化公園内にあり、東海道49番目の宿場町「土山宿」を実物資料や、復元資料、パネル解説などで紹介しています。「道」通じて歴史とそこで生活を営んできた人々の姿を見ることができます。また、土山の民族や伝承されているまつりを映像システムで紹介しています。
土山歴史民俗資料館のホームページはこちら
(1)名称:土山歴史民族資料館(つちやまれきしみんぞくしりょうかん)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山2230
(3)電話:0748-66-1056

⑨加茂神社(青土)

加茂神社
室町後期、京都の加茂から飯塚安斎入道という人がこの地に来て村を開き、村の守護神として祀ったのがはじまりと伝えられています。本殿は、大永6年(1526年)に建てられ一間社流造、古式の建築意匠に富む優れた技法を見ることができます。大永6年の陳札が残されており、「頓宮村之内青土村」と記されています。本殿は国指定重要文化財です。
加茂神社のホームページはこちら
(1)名称:加茂神社(かもじんじゃ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町青土1049

⑩清凉寺(青土)

清凉寺
山号は宝積山、宗派は臨済宗方広寺派、開山は法燈国師で開創1265年です。本尊は釈迦牟尼、本尊釈迦如来座像は鎌倉時代の作で、国指定重要文化財に指定されています。像高88.1cm、ヒノキ材による奇木造の漆箔像です。毎年10月10日に開扉されます。
(1)名称:清凉寺(せいりょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町青土854
(3)電話:0748-66-0619

⑪青土ダムエコバレイ

青土ダムエコバレイ
青土ダム湖畔にある青土ダムエコバレイは、自然を満悦できるアウトドア施設です。バンガローとテントサイトがあり、自然を活かしたレジャー施設が点在しています。オフロードバギーやダム釣りなども楽しめます。日帰りバーベキューは専用テーブルが利用でき、屋根付バーベキュー施設もあり、売店では炭、薪も販売しています。四季折々で楽しめます。
青土ダムエコバレイのホームページはこちら
(1)名称:青土ダムエコバレイ(おおづちだむえこばれい)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町青土101-7
(3)電話:0748-66-0316

⑫白川神社

南土山の氏神様で主祭神は須佐之男命、そのことから牛頭天王社、祇園社とも呼ばれます。創建は、室町時代中期とされ、現社殿は1863年に建てられたものです。白川祇園と呼ばれる祭礼は8月1日前後の土日に開かれ、氏子を構成する14の組から奉納される花傘を奪いあう花奪い神事は荒々しく勇壮なものです。明治元年の明治天皇御東幸の折には境内に内侍所が設けられ三種の神器のひとつ八咫鏡が安置されました。
白川神社のホームページはこちら
(1)名称:白川神社(しらかわじんじゃ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町南土山261
(3)電話:0748-66-0086

⑬白毫寺

白毫寺
長保年間(999~1004)の開創。その後に曹洞宗に転宗。本尊の十一面観音立像は、県指定重要文化財で、榧(かや)の一材で彫成、像高170.3cm、古色の素地を残しています。宝髻の頂上に仏面、天冠台上の地髪に十面を配し、目は彫眼右手は垂下し、左手は水瓶を持っています。左肩から条帛をかけ、下半身に二段折り返しの裳をつけ、天衣を両肩から膝下までかけています。等身大の観音像丸味をおびた顔、彫りの浅い衣紋線という平安後期造像の特徴を有しています。
(1)名称:白毫寺(びゃくごうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町野上野145
(3)電話:0748-66-0669

⑭扇屋伝承文化館

扇屋伝承文化館
地域住民の皆さんが江戸時代の商家「扇屋」を復活させ、地域文化の伝承を計ると共に東海道を散策する人たちの憩いの場となるようにとボランティアで運営されています。喫茶が楽しめ、土山茶、蟹が坂飴のお土産や地元で採れた野菜も販売されています。また昔にはこの辺りに「お六櫛」という木曽で作られた梳き櫛を売る店が多くあり、それを伝える資料も展示されています。但し土日のみの営業です。
扇屋伝承文化館のホームページはこちら
(1)名称:扇屋伝承文化館(おうぎやでんしょうかん)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町南土山261
(3)開館日:土曜・日曜・祝日
(4)電話:090-6969-3108(中島仁史)

⑮新名神土山サービスエリア

新名神土山サービスエリア
新名神高速道路上にある緑に囲まれたサービスエリアです。きわめてまれな上下線集約型の休憩施設で、売店やレストラン、専門店では近郊のお土産や名産を堪能できます。フードコート、売店、コンビニエンスストアーは、24時間営業。また施設はユニバーサルデザインを基調として設計され、ペット専用のゴミ箱、水飲み場、専用トイレも整備されわんこと一緒にサービスエリアが楽しめます。高速を使用されない場合も食事、ショッピング、高速バスの発着場所として利用できます。
新名神土山サービスエリアのホームページはこちら
(1)名称:新名神土山サービスエリア(しんめいしんつちやまさーびすえりあ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町南土山1122
(3)24時間営業
(4)電話:0748-66-1660

⑯春日神社

春日神社
室町時代の長享元年(1487年) 領主 頓宮四方之介利盛が瀬ノ音の氏神社として創立したと伝えられている。御祭神は、天兒屋根命。天文14年(1545年)及び天正12年(1584年)の二度に及ぶ兵火に遭い、社殿・素屋とも全焼したものの、その後直ちに再建される。
安政4年(1857年)社殿・素屋とも改築。明治32年(1899年)本殿拝所を更に改築し現在に至る。1月4日の初祭りには、その年の宮守による弓矢の儀が、また、11月3日の秋祭りには東西瀬音の氏子青年衆による奉納相撲がとりおこなわれている。
(1)名称:春日神社(かすがじんじゃ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町瀬ノ音905

⑰天秀寺

天秀寺
曹洞宗牛頭山天秀寺 甲賀西国33番第28番札所。慶長23年8月29日天秀寺開山大和尚初代1世当山本寺開山 豊屋永隆大和尚禅師。天台宗佛坂佛性寺の末寺として創建される。(佛性寺 寛保3年4月5日黄檗宗に転宗)
ご本尊は十一面観世音立像1尺。現在使用中の過去帳は寛永10年より始まり令和元年で369年目。寛文11年11月23日天秀寺曹洞宗へ転宗。初代開山中興の祖、大和尚は当山第4世前永平寺巨峰養秀義後大和尚禅師伊勢国鈴鹿郡関町瑞光寺より僧養秀、当寺に留まり布教。村民これに歸向し請うて中京開山を為す。令和元年で曹洞宗になり348年目。
(1)名称:天秀寺(てんしょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町平子398
(3)電話:0748-66-0330

⑱土山城址

土山城址
北土山の畑地区を東西に走る道は土山町の中では最古の道と伝えられている。その道の北方の丘には、甲賀五十三家のうち特に武名高い二十一家のうちのひとつである、土山鹿之助が十五世紀後半に築いた土山城址がある。土山城は織田信長の家臣の武将、滝川一益に1582年に攻められて落城。その後土山氏は徳川家光の時代に本陣職を命じられ、以後代々これを勤め現在も土山本陣跡を守っておられる。
(1)名称:土山城址(つちやまじょうし)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町北土山